葬儀について

(すべきこと3)エンゼルケア・清拭

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死化粧・エンゼルケアとは、ご遺体を清め、髪や顔などを整えて化粧を施すことをいいます。
ご遺体が安らかで美しくみえるように、また亡くなる前の苦しみの跡が残らないように身だしなみを整えます。これは、故人への配慮であるほか、少しでもきれいな状態で送ってあげたいというご遺族の気持ちをかなえるものでもあります。

死化粧やエンゼルケアは、看護師や納棺師や葬儀社などに行ってもらうほか、近年では介護士が行うケースもあります。料金は病院により様々で、無料から数万円かかる場合まで幅が広いです。病院で最期を迎えることが多くなった今では、看護師によって、身体をアルコールに浸した脱脂綿で拭く清拭(せいしき)がなされるのが通常で、湯灌は行わないことが多くなっています。湯灌を希望する場合には、葬儀社など専門の業者に依頼することになり、費用は10万円前後が多いです。

死化粧・エンゼルケアには、故人の死にゆっくりと向き合という、ご遺族の心のケアの意味もあります。

看護師などご遺族の方以外が行う場合でも、方法についてはご遺族の意向が尊重されます。病院に任せる場合でも進め方などで気になることがあれば相談した上で行ってもらいましょう。

宗教上の決まりがある場合なども、事前に打ち合わせをしておきます。また、看護師とご遺族が一緒にケアを行うケースもあります。

内容は、病院により多少差がありますが一般的には、

1.医療器具を外した後の手当
2.治療でできた傷の手当
3.身体の清拭
4.鼻・口・耳への脱脂綿詰め
5.着替え
6.死化粧

医療機関で行われるエンゼルケアには、大きく2つの意味があります。ひとつは、感染症予防、もうひとつは、闘病や死によって変化したご遺体の外観をきれいに整えることです。

<最後はお化粧で自然な綺麗な表情に>

看護師が全身の清拭等を全般を行ってくれます。対応が終わったら、着替えをさせ、外見を整えていきます。髪を整え、爪を切り、男性はひげを剃ります。化粧の前には乳液などで保湿をして、お肌を綺麗にする場合もあります。

化粧はどんな感じが良いのか、家族や化粧をしてくれる人と相談して進めましょう。生前の好みのメイクや、元気だった頃の顔の感じを表現してあげて下さい。

男性でも顔色等が悪い場合には化粧等を施すと、綺麗な表情でお別れすることができるでしょう。

全てを終えたら、胸の上で手を組ませて合掌させ、顔に白布をかけ、身体をシーツで覆って、終了となります。

大切な家族を綺麗で清潔な姿で最後を見送ってあげることは、各々が厳しいかつ悲しい現実を受け入れ、今後続く人生を前に進んでいくために、大切、重要なことであると言えます。

最後に後悔を残さないためにも、敬意を込め、最後まできちんとケアをしてあげるようにしましょう。

 

 

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