お墓について

必要になってからでは遅い!? お墓を建てるための費用や購入手順は?

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あなたはお墓のことについてどのくらい知っていますか。
身内がなくなって葬儀の後、お墓が必要になると思います。
しかし、お墓についての知識を持っている人はそう多くありません。

そんな人のためにあるのがこの記事です。
ぜひ、この記事を読んでお墓を建てる際の参考にしてください。

 

お墓の値段は?

あなたはお墓の値段をどのくらいだと思っていますか?
実際の最高購入価格は500万円以上、最低購入価格は15万円、平均購入価格は159万円となっています。
この金額を見て高いと思いましたか?それとも安いと思いましたか?
私の率直な意見は、正直高いと思いました。
最低でも15万円は、私みたいな普通のサラリーマンからするとめちゃめちゃ高いです。
だって、2019年の日本人の平均年収って480万円ぐらいですよ。
でも、これって年収なんで、保険、税金、車、家のローンなどを引いたら15万円でも結構高いと思います。
お墓を立てるのにも高い費用が掛かるのです。

 

 

お墓にかかる費用とは?

お墓の値段が分かったところで、お墓を立てるためにかかる費用について見ていきましょう。
お墓を立てるためにかかる費用には、3種類あります。

① 永代使用料
② 墓石代
③ 管理料

それぞれなんの費用なのかを説明していきます。

 

 

①永代使用料とは?

お墓を建てるための墓地を個人で勝手に造ることは、法律で認められていません。
お墓は代々引き継がれていくものなので、永続性の観点から地方自治体、財団法人、宗教法人によって経営され、各自治体から認可を受けた場所のみが墓地として使用できます。

昔は、庭が広い家にお墓を建てることもできたのですが、現在は法律が制定されたので自宅に建てることはできません。
よって、お墓を建てる場所は、公営・民営の霊園や、寺院の墓地を借りることになります。
そのときに、場所代としてかかる費用が「永代使用料」となります。

永代使用料を払って借りた土地は、使用権を遺族に引き継ぐことはできますが、他人への譲渡や転売はできません。
また、永代使用料はどこの場所でも同じという訳ではありません。
不動産と同じように、立地条件や開発費用、地価などにより価格は変わります。
立地条件が関係してくるということは、都心に近かったり、交通のアクセスが便利であれば、価格は高くなります。
土地の値段は多くの場合、1㎡あたりの価格から計算されるので、土地が広ければ広いほど
価格も上がります。

 

 

どんなお墓を建てるかで墓石代は違ってくる!?

墓石代とは、棹石・外柵・花立・香炉などの基本的な石材一式と家名・題目・建立者・建立日などの基本彫刻料・据え付け工事代金と香皿や花立などの金物付属品と付属したいオプションの合計の価格のことです。

(基本的な石材一式の料金)+(基本彫刻料)+(金物付属品の料金)+(オプション料金)=墓石代

また、永代使用料とは違い、消費税が課税されるのも墓石代の特徴になります。

石の種類や量、墓石のデザインなど、こだわりが強ければその分値段も上がるわけです。

また、墓石にこだわった結果、墓石代が高くなり過ぎたときはローンを組むこともできます。

 

 

お墓の維持費ってどのくらい?

お墓を維持するためには、霊園・寺院へ管理料を納める必要があります。
管理料は、墓所運営のために掛かる電気代や水道代に使われます。

管理料の相場は、霊園や寺院によって異なるので決まった金額はありませんが、数千円~数万円となっています。

管理料の支払いは、1年分をまとめて支払うのが一般的ですが、霊園・寺院によっては、数年分をまとめて払うことも可能です。

ここでよくあるのが、管理料の支払い忘れです。
数年分をまとめて払うと次回の支払いを忘れてしまったり、お墓の継承者が変更になった場合に口座変更をしていなかったりすると、管理料の滞納となります。
滞納が一定期間続くと、お墓に使用権が取り消されてしまうので注意してください。

管理料もお墓の場所によっては金額が高くなります。
霊園・寺院内に、法要施設や屋内外の休憩所、売店があったり、交通アクセスが便利であるなど、好環境が整っている場所は、それだけ管理料も高くなると思ってください。

そうなってくると、好環境に建てられているお墓の持ち主は、お金持ちのイメージになりますね。

しかし、お墓を使うのは自分だけではありません。
お墓は代々受け継がれていくものです。
後々、管理料を支払うのは自分の身内になります。
身内の方が管理料が高すぎて維持できないと思ったら、墓じまいをすることになるので注意してください。

 

 

お墓の購入手順と注意点

お墓を購入するときは、スーパーなどのように商品をレジに持って行き、「これください」なんてことはできません。
お墓を購入するには、手順があります。
ここからは、その手順と購入時の注意点について紹介していきます。

 

① どんなお墓を建てたいか考える

お墓の種類や環境、設備、将来管理料を払う人のことを考えて、どんなお墓を建てるか決めましょう。
お墓は建てて終わりではありません。
維持費が掛かるので、支払いのことも考えて建てたいお墓を決めて下さい。
なるべくたくさんの情報を集めて、墓石の色や形などをイメージすることが理想のお墓に近づく第一歩です。

 

② 条件を満たす土地を探す

お墓を建てる立地を探しましょう。
「都心から離れた場所が良い」「静かな山奥が良い」など人によって意見は様々だと思います。
しかし、せっかくお墓を建てたのに場所が遠かったり、山の上にあったりすると、誰もお墓詣りに来てくれませんよね。費用との相談になりますが、交通の便が良く、アクセスしやすい場所をおすすめします。

 

③ 資料を取り寄せる

気に入った霊園や寺院があり、お墓を建てたい場所を決めたら資料を取り寄せて下さい。
そのときに、維持費がどのくらい掛るかを聞くのを忘れないでください。

 

④ 墓地を見学する

資料を受け取ったら、実際に現地に行って墓地を確認しましょう。
資料に書いてあることが全てではありません。
自分の目で確認することが大切です。
確認するポイントは、設備の充実度はどうか、日当たりはどうか、園内はきれいに整備されているかなど、様々な観点からじっくりと見学しましょう。

 

⑤ 墓地を予約する

墓地を自分の目で見学して、その場所で問題がなければ、墓地を予約しましょう。
あくまで予約なので、予約した後に本当にそこで良いのかを家族で話し合ってください。

 

⑥ 墓地を契約する

家族で話し合った結果、問題がなければ契約をしましょう。
永代使用料、管理費などを払い、必要な書類を提出すると契約が結ばれて、永代使用承諾証(許可証)が発行されます。

 

⑦ 墓石を決める

墓地を契約したら、次にやることは墓石についてです。
墓石の形、石の種類、加工、彫刻など細かい部分を決定していきます。
好きな墓石にするのは良いですが、こだわり過ぎると金額が上がっていくことを忘れないようにしましょう。

 

⑧ 墓石工事の契約をする

お墓のデザインが決まったら、墓石工事の契約をしましょう。
墓石工事の契約書には2種類あります。
「工事契約書」と「彫刻文字注文書です」
会社によっては、墓石の施工の様子を見学することもできるので、興味がある方は問い合わせてみて下さい。
墓石工事の契約が終われば、あとは完成を待つだけです。

 

⑨ お墓の引き渡し

お墓が完成して引き渡しをする前に、自分の要望通りになっているか確認しましょう。
確認して問題がなかったら、引き渡し完了となります。
ここで、「墓石の保証書」と「石材産地証明書」をもらうことを忘れないようにしてください。

 

 

まとめ

お墓は決して安い買い物ではありません。
お墓にこだわりを持ちたい人もいれば、そうでない人もいると思います。

しかし、お墓は自分だけがお金を払っていくものではありません。
代々引き継がれていき、最後は自分の身内の方が管理料を払うことになります。

後世のことも考えてお墓の予算を決めることも大切になります。
自分だけの意見で決めるのではなく、家族と相談して決めましょう。

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