お墓について

墓じまいを考えている方必見! 気になる費用や注意点について解説

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この記事を読んで下さっているというこうとは墓じまいをするかどうか迷っていたり、墓じまいをすることにしたけどいまいちよく分からなかったりしている方がほとんどだと思います。
でももうご安心ください! ここでは、墓じまいの大まかな流れや費用、注意点などを中心に解説していきたいと思います。皆さんの不安や迷いを少しでも安心へと変えてみせます。

 

1.そもそも墓じまいって何?

墓じまいというのはご遺骨を別の場所へと移すこと、いはいるご遺骨の引っ越しです。お墓はあるけど管理する人がいなくなってしまったり、お墓が遠方にあってお墓参りに行くことが厳しくなったりしてやむを得ずお墓を別の形で納めるのです。別の場所に新たにお墓を建てることはもちろん、永代供養や散骨、手元供養など様々な納め方があります。これらの納め方については後々しっかり解説します。

 

 

2.墓じまいの大まかな流れ

墓じまいとは改葬とも言います。名前の通り、改めて納めるのです。具体的にどんなことをするのかというとまず、元々の場所にあった墓石を業者の方に頼んで取り壊してもらい、撤去します。撤去したらその場所に土を被せて更地にしその後、お墓があった土地は管理者に返納する必要があります。これで改葬は完了です。

 

 

3.墓じまいをするメリットとデメリット

メリット

お墓が無縁仏になることを防ぐことができる

無縁仏というのは誰からも供養されないお墓のことです。長年管理されない墓石は当然ながら苔がついたり雑草が周囲に生えたりしてしまいます。実は最近問題となっているのがこの無縁仏の増加です。少子高齢化や、若者が都心へと働きに行くこともありお墓の管理が疎かになる場合が増えているのです。無縁仏と見なされた墓石は産業廃棄物として処理されてしまいます。
考えてみてください。自分が眠っているお墓が捨てられてしまうのです。こんなこと悲しいだけではおさまりません。墓じまいをすることは無縁仏を防ぐ上で、とても素敵なことだと個人的には思っています。

 

年間管理費のコスト削減

お墓の管理費は年間およそ1~5万円ほどかかります。この支払が何十年も続くとかなりの負担になります。墓じまいをして永代供養に納め方を変えたり、散骨や手元供養などの納め方にしたりすると管理費が安価となり、負担が軽くなります。

 

 

デメリット

親族とのトラブルが起きやすい

お墓を保持するかどうか、取り壊すかどうかという問題は親族間での話し合いですぐに解決できることではありません。お墓を撤去するということは先祖代々の歴史を途絶えることになります。そのことに関して責任や罪悪感を感じ、墓じまいに断固拒否するという方も少なくありません。墓じまいを行う際には、徹底的に親族の方と話し合って慎重に実地することが大切です。

 

費用がかかってしまう

墓じまいにかかる費用は平均して30~100万円かかるといわれています。なかには300万円以上かかることも場合によってはあります。墓石の大きさや状態によって費用は変わりますので、専門家の方に見積もりをしてもらうことをお勧めします。

 

 

4,手続きの流れについて

① 親族と話し合う

② 菩提寺に相談する

菩提寺とは簡単に言うとかかりつけ医のような場所です。菩提寺の方に墓じまいをしようと決めた意思や意図をしっかりと伝えましょう。また、菩提寺は現在あるお墓の管理を模しています。菩提寺あるいはお墓の管理者の方に改葬の了承を得ないと改葬することはできません。
墓地によっては管理する役職が変わります。例えば公営墓地であるならば市町村役所、民営墓地なら運営企業へと相談に行く必要があります。

③ お墓の引っ越し先を決める

取り壊したお墓をどこに移すのか、どのように納めるのかを決めるのです。公営墓地や民営墓地などの別の墓地に移す場合ももちろんありますが、最近は永代供養へと移す方が多くなっています。墓地の種類を一部、下にまとめたのでご覧ください。

・永代供養

→寺院や霊園が管理してくれます。そしてその管理は永遠と続き、管理費も比
較的安価となっております。

・手元供養

手元で供養をする、つまり家にご遺骨を置くという供養の仕方です。管理費
は無料で、亡くなった方をいつでも身近に感じ取ることができます。

・散骨

ご遺骨を粉骨にして、空や海などの亡くなった方の思い出のある場所に散粉する
という供養のやり方です。

④ 現在お墓がある場所の役所に行き、改葬申請書を発行してもらう

⑤ 現在のお墓の管理者から埋蔵証明書を発行してもらう

⑥ 新たに移した場所の役所または、新たな場所の管理者から受け入れ証明書をもらう

⑦ 新たな場所の役所から改葬許可書をもらう

※④~⑦の過程は無料で行うことができます。

⑧ 抜魂供養を行う

抜魂供養とは墓石にいる先祖または故人の霊をお経を読むことで抜く作業のことです。魂抜きや閉眼供養ともいいます。魂というものは決して目に見えることはなく存在を感じることもできません。しかし、魂を抜き個人の霊に対する配慮を示すことは墓じまいをする上で非常に重要な行程なのです。魂にも配慮の気持ちを持つ仏教ならではの素晴らしい考え方ですよね!ちなみに抜魂供養の費用は1~5万円ほどかかります。

お近くのお寺の住職に頼んでみるのがベストです!

➈墓地を更地にする

業者の方に頼んで墓石を取り壊してもらい、その跡地を綺麗にします。ここで大事なことは墓地は個人の私有地ではないと認識することです。あくまで墓地は借りて使用している土地であり、しっかりと更地にしてお墓の管理者に返納する義務があります。取り壊された墓石はリサイクルショップに運ばれ道路工事に使用されたり、廃棄されたりします。まさに立つ鳥跡を濁さずですね。

 

 

5.いくらかかるの?

大きく分けて2つの工程に費用がかかります。まず1つは墓石の解体と処理です。しかし費用は墓石の大きさや墓地の広さ、墓石の量によって変わります。墓石が大きければ大きいほど言うまでもなく解体費用は高くなります。また先ほども述べましたが、墓石は撤去された後廃棄されます。その際の費用も墓石の状態により変化します。つまり撤去する前にしっかりと専門家の方に見積もりをしてもらうことがここでのポイントです!

2つ目は新たに墓石を購入するときです。一般的な値段としては50万円~200万円ほどかかります。これは相当な金額になるため購入の際は慎重な見極めが大切です。後悔のないご購入を!

 

 

6.注意ポイント5か条

・しっかりと親族で話し合うこと

・菩提寺にまずはご相談を!

・お墓の譲渡はNGです!

・寺院墓地からの墓じまいには離壇料が追加でかかります。しっかりと計画を立てた上で墓じまいをしましょう!

・墓石の撤去費用は業者と詳しく見積もりをした上で依頼をしましょう

 

 

7.まとめ

いかがでしたか?この記事では墓じまいに関することをひとつひとつ確認しました。お墓は故人の魂が宿る場所、すなわち故人の第2の家です。私たち生きている人間が先祖、故人への敬意や感謝の気持ちを示す形としてお墓の管理を行うことは私たちの義務です。

改葬も立派な先祖や故人への配慮の現れだと思います。墓じまいをするのはお金も費用も掛かります。何度も言いましたが、費用に関する詳細な見積もりや、時期を考慮して行われた方が良いかと思います。皆さんが安心して改葬をできることを願っております。

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