葬儀について

日本ではまだまだ多数派!『一般葬』のメリットや注意点など詳しく解説

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日本には様々な形式のお葬式がありますが、その中でも一番主流なのが『一般葬』と言われています。

なんとなくイメージはつくけれど、詳しくはよく分からない方も多いのではないでしょうか?

この記事では、『一般葬』の定義、メリット・デメリットや注意点について詳しくご紹介いたします。

 

 

一般葬とは?家族葬とはなにが違うの?

一般葬とは、遺族や親戚、友人、会社の関係者など、故人と関係があった方々に幅広く参列していただく葬儀です。流れとしては、夕方頃にお通夜、翌日に告別式を行います。

現在の日本では、約6割の方が一般葬を選択されています。

 

また、最近よく耳にする『家族葬』ですが、明確な定義はないものの、一般的には家族や親戚を中心とした故人と親しかった方などだけで行う比較的規模が小さな葬儀です。

この『家族葬』と『一般葬』の一番の大きな違いは、参列者をどのくらい限定するか、というところにあります。

 

故人と生前ご縁のあった方々に広く参列してもらい、故人を最後まで見送っていただきたい方や、人付き合いを特に大切にされる方には一般葬をおすすめします。

 

 

 

 

一般葬のおおまかな流れ

続いて、一般葬のおおまかな流れをご説明いたします。

 

通夜

葬儀の前日から、夜通し灯りを消さずにご遺体を見守ります。遺族や友人など故人と関係があった方々が集まり、故人との別れを惜しみ、冥福をお祈りします。

仏教のイメージが強い方も多いでしょうが、キリスト教や信教などでも葬儀や告別式の前日に行われている儀式です。

 

葬儀式

ご遺族や親族が故人の冥福をお祈りします。

葬儀式では、僧侶の読経、お焼香、出棺、火葬までが行われます。

宗派によって形式やしきたりが異なるため、ご自身の宗派の形式をあらかじめ知っておく必要があります。

 

告別式

葬儀式のあとに、遺族と参列者が故人と最後のお別れをします。

告別式では、お焼香、僧侶による読経、弔電の拝読が行われます。

遺族は一度葬儀式でお焼香をあげているため、告別式では友人や知人などの参列者がお焼香をあげることになります。

そして、参列者の方々は告別式で香典を渡します。

また、告別式は宗教的な要素を含まないことが多いですが、一部の宗派では宗教儀式がある場合があるので注意しましょう。

 

出棺

告別式が終わったら、葬儀場から斎場にむけて霊柩車で出発します。

棺は遺族や葬儀社担当者の数人で寝台車まで運びますが、棺を運び出すときも、寝台車に乗せるときもどちらも足が先になるようにします。

棺が霊柩車に乗ったら、出棺見送りとして、遺族代表の方が挨拶をします。

挨拶が終わったら、霊柩車で斎場へと移動します。

 

 

 

一般葬のメリット・デメリット

続いて、一般葬を行う際のメリット・デメリットをご紹介いたします。

 

一般葬のメリット

葬儀に参列してもらうことで、故人を知る多くの方々に最後のお見送りをしてもらうことができる。

・故人とお世話になった方々へ、直接お礼や感謝の気持ちを伝えることができる。

・一般葬は手順が決まっているため、初めて葬儀に直面した際に葬祭会館に一通り任せることが出来るので不安を解消できる

・多くの方に参列してもらうことで、葬儀後の参列できなかった方への弔問対応の負担を抑えることができる。

 

 

一般葬のデメリット

・参列者が増えると、葬儀会場の規模が大きくなったり、飲食代や用意しなければいけない香典返しが増えたりすることから費用面での負担が大きくなる可能性がある

・参列者へのそれぞれの挨拶などの対応が必要なため、喪主・ご遺族は落ち着いて故人との別れを惜しむ時間がなくなる。うまく役割分担をすることがなどの工夫が必要。

・多くの方が参列されるため、しきたりや世間の目などを多少気にしなければならず、故人らしい自由な演出ができない。

 

 

 

 

一般葬にかかる費用相場、費用の内訳は?

 一般葬をおこなう場合、実際にはどのくらい費用がかかるものなのか?

こちらでは、一般葬にかかるだいたいの費用の相場、その内訳を見ていきましょう。

 

一般葬の費用相場

地域や葬儀の内容によっても相場は変わってきますが、今の日本の平均の相場は約90万円と言われています。最も多い金額帯は50~60万円ですが、安いところだと20万円台から、高いところだと150万円台を超えるものまで、金額の幅もとても広くなっています。

葬儀会館をいろいろ比較しながら事前に情報収集をおこない、ご自身の予算とあったプランを選択するのが一番いいかもしれません。

 

 

 

費用の内訳

費用の内訳については、大きく分けて3つの項目があります。

 

葬儀一式の費用

まず、葬儀場にかかる費用が発生します。葬儀場のグレードや、参列者の人数によっては会場以外の待合室も別途必要になってくるため、かなりの金額になるでしょう。

そして、通夜・告別式、火葬に必要な物品などの購入費のほか、大規模な葬儀を行う際には周辺の道路・駐車場などの交通整理などの費用も必要になってきます。

一般葬が金額の幅が広いのは、主に葬儀場の規模の差が大きく影響しています。

 

 

お布施の費用

宗派によってもかかる費用は異なりますが、仏教式の場合、寺院で僧侶をお呼びして、葬儀での読経をお願いしたり、戒名をつけてもらったりした場合にはお布施代がかかります。

キリスト教式や神式などで儀式を行う際にも同様に、宗教者に心づけをお渡しします。

ほかにも、僧侶や宗教者が食事の席を辞退された場合には御膳料が、お迎えを出さなかった場合にはお車代が別途必要になります。

 

当日の飲食費

葬儀の場では、通夜のあとに「通夜振る舞い」、告別式のあとに「精進落とし」という食事の席を設けるのが一般的です。当たり前ですが、参列者の人数が多ければ用意するお膳の数も多くなります。

 

 

 

 

一般葬をするにあたっての注意点は?

 これまでいろいろなことをお伝えしてきましたが、一般葬をおこなうにあたって特に押さえておくべき注意点をお伝えします。

 

参列者の人数をできるだけ正確に把握する

葬儀をおこなうにあたって、葬儀場の手配やお膳の手配など参列者の人数をある程度把握しておかなければいけないことがたくさんあります。

しかし、一般葬は家族葬よりも参列者は多く、また人数の把握がしづらいということもあります。

無駄な出費を抑えるためにも、あらかじめ、故人とのご縁があったご友人やお仕事関係の方はもちろん、趣味を一緒に楽しむお仲間などをグループごとにまとめ、だいたいの人数を把握するのがいいでしょう。

 

香典返しのマナー

一般葬では、葬儀の費用をできるだけ軽減するという意味でも香典を受け取ることが多いです。香典を頂いた方には、香典返しを準備する必要があります。香典返しの相場ですが、一般的には頂いた香典の半額程度の品物をお返しすると言われています。

また、故人と親しい方から高額な香典を頂いた場合には、必ずしも半額相当のお返しをしなければいけないというわけではありません。気持ちだと思って受け取りましょう。

 

 

まとめ

これまで、一般葬の基本的な知識やおおまかな葬儀の流れ、一般葬をおこなうにあたっての注意点について詳しくお話してきました。一般葬は遺族や親族だけではなく、故人と生前ご縁のあった多くの方々に参列していただき、最後のお見送りをすることのできる葬儀です。また、多くの方にとても馴染みのあるものだと思います。この記事が少しでも皆様の参考となり、故人様との最後のひとときをお過ごしいただければと思います。

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