お墓について

誰のお墓に入る?夫、妻の家系のお墓、もしくは自分で建てる?

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

今回はお墓に関しての疑問や離婚後の不安、新しくお墓を建てる際の疑問を解消します。

筆者も急に身内が亡くなった時にとても困りました。

お墓の問題に悩んでいる方、今後関わっていく方は必見です!!

 

 

お墓に入れる人数など決まりはあるか?過去の傾向と最近の傾向、考え方

お墓の内部にはカロートと呼ばれる納骨室があり、一般的なカロートでは3-5人分まで納骨可能です。

お墓の規模によっては更に容量が増えますが、満杯になっている場合は以下の選択肢が考えられます。慌てなくてすむように準備をしましょう。

1    新しくお墓を建てる。

2 粉骨してスペースを確保する。

3 土に還す、または散骨する。

4 カロートをリフォームして容量を増やす。

5 自宅で手元供養する。

 

これまでは満杯になると新たにお墓を建てるか、リフォームして容量を増やす事が多い傾向にありましたが、最近では様々な方法を選ぶ事ができるようになり、散骨や自宅で手元供養を選択される人も増加傾向にあります。

筆者は身内が亡くなった時に新たにお墓を建てましたが、親族がお墓を建てる事を強く勧められた為です。

どのような対応であっても家族や親族と慎重に話し合って決める事が大切です。

 

 

 

離婚後は息子 or 娘と一緒になれるのか?

法律上では離婚後でも同一のお墓に入る事は問題ありません。

ですが離婚後のご家族との関係性によっては入れない、または入れてもらえないといった可能性もあります。

その為、お墓の管理をされている親族で祭祀継承者としての責任を持つ方と今後の事を話し合われる事をオススメします。

祭祀継承者とはお墓を受け継ぎ、法事を主催される人の事です。

祭祀継承者は一般的には長男が担う事が多いですが、だれを継承者にするかは、一代前の継承者が指定する事ができる為、必ずしも長男が継承しているとは限りませんので、事前に確認しておきましょう。

いずれにしても、良好な関係性を構築できているかによって状況は変わりますので、離婚後のご家族としっかり話し合いを設けましょう。

 

 

離婚後のお墓についての考え方・現状について

自身が祭祀継承者で、相手側のお墓の祭祀継承者を担っていた場合は、相手側に祭祀継承者を戻す事が一般的ですが、双方で了解が取れていればその限りではなく、親族でなければならないといった法律はありません。

ここで気になるのは墓石に刻まれる氏名です。

離婚後に氏名を戻すのであれば相手側のお墓に入った際は戻した氏名が刻まれる為、注意が必要です。

最近のお墓に対する考え方は多種多様になっていて、友人同士で一緒のお墓に入る(墓友)といわれる血縁に縛られない埋葬方法や、遺骨の一部を手元に置ける遺骨ペンダントなど様々な供養の方法があります。

このように家族や故人の思い描く終活方法を検討する事が一番の供養に繋ると最近では考えられてきています。

 

 

新しくお墓を建てる時の気をつけたいポイント

新たにお墓を建てる時はなにから手をつけていいか分かりませんよね。

すでにお墓を持っていれば迷うことはありませんが、筆者も親族から勧められたように様々な理由で新たにお墓を建てなくてはいけない時もあります。

新たにお墓を建てる事を決めたら、段取りを決めて準備を進めましょう。

  • 墓石を設置する墓地(霊園)を探す。
  • 墓石を作成してくれる石材店と契約を交わす。
  • 墓石を設置する。
  • 納骨式を執り行う。

流れとしてはこの様になりますが、個々に入念な話し合いを行いながら進めていくことになるでしょう。

墓地を探す上では宗旨・宗派・雰囲気・立地(交通の便)から故人・家族・親族に最適な墓地を探すことになります。

この調整が中々に骨が折れる内容となります。事前に周囲へ根回しをしておきましょう。

墓地の形態は大まかに3種類あります。

 

 

公営墓地

公営墓地は地方自治体が管理しています。宗旨・宗派に関わらず受け入れていますが抽選や許諾制である為、倍率や資格によっては選べない事があります。

 

 

寺院墓地

寺院墓地はお寺が管理しています。希望されるお寺の檀家となり、寄付・お布施・行事に参加する事を求められる事があります。

また宗旨・宗派に制限がかかっている事が多く、故人の宗教に合わない場合は選択できない事があります。

ですが法要からお墓参りがセットで行える事がメリットです。

 

 

民営墓地(霊園)

民営墓地は宗教法人・公益法人が運営しています。

希望者の予算や要望に合わせてプランを組むことができます。またお墓の外観も比較的自由にレイアウトができる事が魅力です。最近ではサッカーボールやラグビーボール等の外観も増えてきており、故人の好きだった物で墓石をレイアウトする事が選ばれています。

墓石に刻まれる名前も故人の好きだった言葉を刻む事が増えていて、(愛)・(夢)・(心)・(空)など1文字の言葉が選ばれる傾向にあり、中には存命中の感謝を伝えるメッセージを刻む方もいらっしゃいます。

 

 

墓地が決まったら、次は石材店を探しましょう。

関わりのある石材店がないのであれば、インターネットで探しましょう。石材店で価格や墓石の外観などしっかりと検討した上で発注します。

外観選びは、故人の為でもありますが、供養する家族・親族の為でもあります。この時に故人を思い出しやすい外観を選択できれば、末永く故人を偲ぶ事ができるでしょう。

あまり奇抜な外観を選択されると親族が悪感情を持つ可能性があります。充分に理解を得てから進めましょう。

一般的な墓石であれば値段は全国平均で130万円ほどですが都心部では地価の影響で高くなる傾向にあります。

墓石の発注から納品までは概ね2-3ヶ月程度になるので、それまでは手元でお骨を管理する事になります。

 

墓石が完成したら納骨式となります。

この時に初めてお骨を納骨する事ができます。納骨式は宗教によって様式が変わりますが納骨式を執り行う事でお墓として完成した事になります。

ここまで進める事ができたら、定期的にお墓参りをしていく段階となります。

残念ながら放置される墓地は少なくありません。放置されると墓石はどんどん劣化してしまいます。大変な思いをして建てたお墓なので、大事に繋いでいきましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたしょうか?

今回は離婚を検討している方から離婚した方の対応、お墓を新しく建てる方法を解説しました。

読んで頂いた事で今後の方向性は掴めたと思います。

お墓を建てるということは故人を偲ぶ為に建てる訳ですが、維持していく為には親族全体で支えていく必要があります。

家族・親族との関係性を大切にして共同でお墓を守っていく事ができれば、末永くお墓を維持できるので、トラブルが起こらないように意識していきましょう。

大事なポイントを以下にまとめます。

 

1 お墓に入れる人数について

お墓の内部には納骨室があり、一般的な納骨室では3-5人分まで納骨可能です。満杯になってしまう前に納骨室のスペースを拡大するなど、対応が必要です。

 

 

2 離婚後に一緒のお墓に入れるか

法律上では問題ありません。ただ、離婚後のご家族との関係性で入ることが出来ない事が多いです。そのような時はお墓の管理をされている祭祀継承者と今後の事を話し合いましょう。祭祀継承者が納骨を許可しても、離婚後のご家族が拒否すれば納骨できない可能性が高いです。

そのため、ご家族としっかり話し合いを設けましょう。

 

 

3 離婚後のお墓について

自身が祭祀継承者だったなら離婚後は相手側に戻しましょう。ただ当事者と双方の親族が了承すれば継続して祭祀継承者になることも可能です。

 

 

4 新しくお墓を建てる時のポイント

家族・親族の意向に沿う墓地を探して契約を交わします。墓地の形態は公営墓地・寺院墓地・民営墓地の3種類となりますので希望に沿う墓地を探しましょう。その後、石材店と契約を交わし、墓石を建ててもらいます。石材店では墓石のレイアウトから材質まで選ぶことができ、値段は平均で130万円程度となります。納品まで2-3ヶ月となるので計画的に行動しましょう。最後に納骨式を執り行い、納骨となります。

 

 

最後に

お墓を建てるという事は50年、100年単位で守っていくという意思表示でもあります。

最近では、子供に責任を負わせる事をよしとせず、生前から永代供養といった子供世代に管理を依存しない供養方法を選択される方も増えてきています。必ずしもお墓が無いといけない訳ではありませんが、世間全体で見ればまだまだお墓の需要は過半数を超えています。

当人同士だけでなく、親族からも理解を得られていないと関係悪化に繋がってしまう恐れがありますので、入念に話し合いをして皆が納得した形を選びましょう。

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